Tuesday, July 19, 2011

ドイツ気象局放射能拡散予測 7月19日~21日

日本で無事なのは北海道だけ。あとは青森から沖縄まで、全部掛かります。韓国、北朝鮮まで行きます。

東京電力と政府の合同で出した「工程表」の進捗状況発表に付随して出ていた資料によると、現在福島第1原発から放出している放射性物質の量は一時間に10億ベクレルとのこと。一番ひどかった3月15日の毎時2,000テラベクレルに比べると200万分の1、と資料は自慢げに記述していますが、考えて見ると、もともとこんなものは通常時ではほとんど出ない、つまり今でも無限大の放射能が出ているわけです。東電の松本さんも、この10億ベクレル時が多いのか少ないのか、判断を避けています。判断できないのでしょう。通常時には、ヨウ素と希ガス以外の核種は計算外です。

3月15日のとんでもない放出、毎時2,000テラベクレルの時には政府はじっとだんまりを決め、国民を被曝させることを選択しました。そのことをゆめゆめお忘れなく。今になって、あのときに比べたら200万分の1と言われても、嬉しい人はあまりいないと思いますが。

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