Friday, July 29, 2011

東京大学児玉龍彦教授の衆議院厚生労働委員会提出資料

教授の息子さんがアップして下さっています。

群馬大の早川教授(火山学)の地図も引用されています。

『学会主流と政府が何を誤ったかというと、現行法の「高い線量の少量の除染」を考え、濃度をもとに、「さしあたり健康に問題ない」としてきた。しかし、システム論から見ると総量が問題で、「低い濃度でも汚染が膨大におこると、特定の場所や食品に濃縮がおこり、健康に害をもたらす」可能性が生まれる。』

学会主流(100ミリシーベルト大丈夫教授など)は、広島、長崎の原爆被曝実例で福島を理解したようですね。大失敗。7月27日の国会での証言の中で、児玉教授は、

『(広島、長崎のような)原子爆弾投下後の放射能汚染は1年後で1000分の1になる。しかし福島のような、壊れた原発から出た汚染は、1年たっても10分の1にしかならない』

とおっしゃっていました。

(もっとも、主流派も政府も、大失敗だとは思ってないでしょうが。)

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