Tuesday, February 14, 2012

飯舘村にある大成建設除染作業本部の写真(ニューヨークタイムズ紙)

ニューヨークタイムズ紙2012年2月10日記事『訳の分からない放射能除染』に出ているスライドショーから、飯舘村の中央にある大成建設除染本部の様子。

記事はただいま翻訳中。お待ちください。


大成建設作業員による「除染」風景。ちなみにこのペーパータオルは、原発で「ウェス」と呼ばれる、除染に使用するものと同じだそうです。

7 comments:

  1. 「ウェス」と云うのは日本の普通の工場などでもそう呼ぶのですが、油圧油が漏れたりしたときに掃除したりするのに使う、使い捨て雑巾のようなものだと思います。
     布切れをたくさん縫い合わせて厚みを出している雑巾です。これと同じだとすると、特殊な物ではないです。
    そのウェスの行き先が気になりますね。

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  2. まったく特殊なものには見えませんね。ガレージ、作業場で使う、使い捨てのペーパータオルと同じに見えます。原発内で同じものは使っているそうです。3号機のビデオで、パックボットが布雑巾で床を拭いているのがありました。東電はそれをウェスと呼んでいました。あの雑巾、どうしたのか。

    飯舘村の除染で自衛隊が使っていたのも結局、スクリュードライバーとビニール袋ですから、日本のハイテク「除染」はそんなものなんでしょう。

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  3. 除染は帰還への幻想の根拠であり、除染ビジネスの飯の種以外の意味はありませんから、「実効性」を検討する意味はあまりないですね。よく指摘されているように、結局は半減期待ちで「線量が下がりました」と胸を張りたいだけですから。
    気になるのは防護服です。自衛隊の特注品など特殊なもの以外は放射線被ばくを防ぐ効果はなく、放射性物質を口に入れたり、身体についた状態で「持ち出さないためのもの」に過ぎないと認識してるのですが。

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  4. 『除染』ではなく『拡染』?ひたすら『低レベル放射性廃棄物』の増産に励んでいるだけ。“通常時”の核プラント内で同じ物(汚染されたウェス)はどう処理されなければならないんでしたっけ?
    「『不要不急で無意味なこと』がビジネスの最大チャンス」だということを如実に示しているようですが、核汚染問題のような事態でやるのは地球規模でのテロ活動としか思えません。

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  5. めぐさん、そのとおり。ぺらぺらのタイベックスーツは放射性物質の含まれた泥やほこりの体への付着を程度防ぐだけで、ガンマ線素通し。飯舘村の土は線量でも毎時数十マイクロを超えるそうです。そんなものを手作業ですくって袋詰め。

    GrowGokiさん、そのように思っている読者は世界中にいます。なんでわざわざ放射能汚染をかき回して広げるようなことをするのか、理解不能。

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  6. ウエスには、医療用の高級ウエス(メリヤウエス)と呼ばれるものと、チープな安いウエスがあります。

    「これは、安いへぼいの使ってますね」

    飯舘村には、県外ナンバーのトラックが投入されています。
    普通に報道する新聞社に少し驚きました。

    飯舘村に新潟や三重ナンバーのトラックが投入されている。4.67m3/m2の汚染土の処理が必要。 | portirland http://portirland.blogspot.com/2012/02/467m3m2.html

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  7. 原子力で働いている者ですが、これは多分キムタオルだと思います。
    工場や化学の実験室にも普通にある物です。

    除染というのは拭き掃除そのものなのでこれで十分だと思います。

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